バカラの砲火6
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結局、両者は盆地で会戦となった。
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結局、両者は盆地で会戦となった。
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最初の戦地と予想されたのはローレライ要塞からおよそ25キロ離れた、大きな盆地だった。盆地を見下ろすように東に山々がそびえており、その山に見下ろされるように北からバカラ、南からローレライの軍勢が要塞に迫られる前に返り討ちにせんと軍を進めていた。盆地のような広大な平坦な土地となると主戦力の激突は避けられない。それはお互い予期していたことであった。しかるべき、バカラ対ローレの初戦はいきなり会戦という形で火蓋を切ろうとしていた。兵法上では会戦形式で戦闘が行なわれる場合、数が多い方が有利であり、相手がそのことを承知していないとは思えない。バカラ25万に対しローレが20万。兵数で劣勢であるローレが要塞に籠り相手の消耗を狙う作戦に出ない理由が見出せない。アルには一つの予感があり、もし現実のものだとすればそれは由々しきことであった。傭兵国家、スルードゲルミルの存在である。アルは悩んだ末、その重い腰をあげることとした。
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戦争準備が始まった。
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「一体、どれぐらいの準備が整ってますか?」
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「リムさん今日はお休みですか?」
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